鉄道資料bS
開業前夜「床次氏歓迎」
大正3年の雪解けをまって建設工事は昼夜兼行で進められました。 そんな時、免許に力を尽くした前鉄道院総裁の床次竹二郎氏(後の政友本党総裁)が政界に出馬して地方講演に来県。その足で建設の進捗状況を視察した。
(大正3年7月26日)
  すでに完成した森本駅 (後の明治村駅)構内 に横文字の歓迎アーチ がたてられた。 
  歓迎準備を行う社員 
  床次氏を中心に地元名士が勢ぞろいしての
記念撮影
 
向かって左から、平石甚兵衛氏、白田善四郎取締役、丸山代議士、床次竹二郎氏、福井代議士、武田徳三郎監査役、そして大竹社長で、後列は会社の関係者。
なお大竹社長が喪章を着用しているわけは、当日に先立つ7月3日に工事中のトロ ッコに小学校1年生の女生徒が轢かれて死亡するという事故があり、弔意を表しての もの。また歓迎式の当日も雨だったが、この年は降雨が続き、翌8月にはあばれ川の保倉川が氾濫して築堤復旧工事に手間どるなど工事が延引した。
 
運輸開始許可
総理大臣(大隈重信伯爵)から運輸開始の許可がおりたのは大正3年9月29日。 営業開始の2日前であった。


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